結局、僕は、彼女に【あの日の記憶】を思い出させ、

僕の駒にすることにした・・・・

避けて通りたかった。でも、仕方なかった。

「吸血鬼滅却計画」が進行しているようだから。




「KAITO様。そろそろ、お時間です。」

レンのその言葉で、僕の心の渦巻きは一気にうせた。

「嗚呼、そうだね。じゃぁ、行こうか。ルカ、レン。」

「「全てはKAITO様の仰せのままに」」

「KAITO。」

心配そうな顔と声をするめーちゃん。

「大丈夫だよ、めーちゃん。僕は手を下しはしないさ。」

「・・・後悔しない?」

「哀れな人間に制裁を与えるためだからね。きっと後悔の時間は1分だけさ。」

嗚呼、いつもの癖。僕の・・・悪い癖。


早く、終わらせよう。この、哀れな争いを。

新しく来る、【彼女】が苦しまないように。

「KAITO・・・様?」

「嗚呼、今行くよ。ルカ。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Vampire’s fight~前夜~

Vampire長、KAITOに従う2人と許婚MEIKOを出しました。。。ぁー、スランプ中なんで、すっげぇ駄文ですいません。

閲覧数:179

投稿日:2009/05/19 19:41:08

文字数:389文字

カテゴリ:小説

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