跳ね上がる水飛沫
傘寄り内飛沫
憎い難い痛いど安堵
四季折々、夢のままに

素足で抜け出してみたけど
水溜まりに絡まるので
ひりついた過去や未来が
恐く思えるんだ

大切にされたこともなくて
慰めてくれる人もいなくて
今日も一人、雨の中
憂鬱に浸っていよう

雨音シグナル 僕と奏でよう
どうして想いは弾いてくれやしないの
涙色アンブレラ 僕を守っていてね
悲しい哀にまで濡らされぬように

さよならを


拙い想いも全部、交わって
雨模様に染まってしまえよ
気持ちごと雨音で消せるなら
もう一度、やりなおせるかな

通り雨が過ぎていくと
何故か寂しくなるので
強く握る君の手は
小さく震えるんだ

天気予報は的ハズれ
明日の来ない、今日が嫌い
空の傷 僕と似ている
この雨は降り止まない

雨音シグナル 僕らの音色
寄り添う互いの芯まで癒せるのかな
涙色に濡れて乾かないのね
「徒然の日々」を醜いと声にして嗤う

君の頬を そっと...温めるから


瘡蓋になって剥がれるように
恋噺だと気づかない僕がいた
あのときだって君は待っていた
たとえ夕立ちの中でも


雨音シグナル 僕と奏でよう
どうして想いは弾いてくれやしないの

雨音シグナル 美しき音色
寄り添う互いの芯まで 癒しを保つのだ
哀色の瞳には疑う目もある
「徒然の日々」を醜いと声にして嗤う

君の頬を そっと...温めるから

今日をもって、
さよならを告げよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

雨音シグナル

素直になれずクラスに溶け込められない男の子には幼馴染である女の子がいつも相手をしてくれていた。どんな時でも明るくポジティブで、笑顔で、おバカな人間性だけど、そんな彼女が唯一の友達だと思えた。ある雨の日までは...。

閲覧数:81

投稿日:2019/10/31 23:46:10

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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