桜色アンステーブル 歌詞
BPM:184


何度目の季節だったろう 大人に憧れたのは
気がつけば疎ましくて仕方が無いのに
少しずつわかっていく 春風の匂いに
「まだここにいたい」と願うための時候

自分で決めた世界とか 何も諭せやしないのに
変わるだなんて口だけの僕が大嫌い
未来を知りたい今日と 釣り合いのない努力は
まだ取り返せますか

小さな躓き隠して 合図は見送るばかりで
数えたはずの意気が足りない
死にたいほど諦める勇気もない

嗚呼 季節の変遷とまだ未完成の桜色
過ぎ去っても 放しても
僕を囲むだけ

ねえ 花を咲かせてあと少しだけ埋めてよ
誰も気づかないような空虚を


答え合わせのせいで 答えを見失った
昨日とは違う今日あるなんてどうして?
使い方のわからない 大人の世界紀行を
ただ聞かされていた

いつか好きを失っても
僕が僕を忘れても
触れられる音が残るたび
春めいた色を見つめていたい

大した言葉にも意味がないような未来にも
錆び付いた想いが届いてますように
後悔したせいで終わるはずだった命を
明くる年まで紡いでいたい

どうしてだろう 涙を止められないのは
ねえ 君はどこで何をしてるだろう

嗚呼 季節の変遷とまだ未完成の桜色
過ぎ去っても 離しても
僕は消えやしない

さよなら今年の春を彩った花風
帰り道の僕を撫でた
誰も気づかないような空虚を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜色アンステーブル 歌詞

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投稿日:2020/04/06 16:21:44

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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