壊れた鏡に映る私の
後ろ見えない風が
窓から流れ込む

暗い部屋の片隅で
ずっと考え込んでた
光さえ当たらない
どこかさえ分からない
この場所で

涙も流さないまま
感情を押し殺した
声にならない声
唇ふさいだまま

また同じ繰り返し
もう何度も見た
景色そういつも
私は何も変われない

数えられないくらい
逃げてきたし
数えられないくらい
立ち向かってきた
だけれど私には
何も残らなかったの?

自分を否定して
強くなんてなれない
こんな私を今こそ
認めてあげなくちゃね

これでいいわけじゃない
このままじゃだめになる

どうしたらここから
踏み出せるの?
今すぐにでも抜け出したい

なのに私は・・・
またここにいる

握り返した手が
冷たかった
いつだってそうだね
見えない愛を知る

不安に縛られて
自分を遠ざけてばかりいた
苦しみの向こう
何もないんでしょう?

また壊れていく鏡に
私が映るたび

早くここから
飛び出したいのに
体がうまく動かない
言い訳?言い逃れ?
時に打ち勝てそうなのに
また朝は私を閉じ込めた

閑寂の昼ももう飽きたの
私はずっと
誰かのせいにしてた

一人じゃないことを
知った夜には
また朝を恐れるの
もうだめなのかな

そっと目を閉じた真昼
明るい闇が私を包む

悲しい鐘が鳴り響く
止まらない時が憎い
何から避けてるの私
ねえきっと今だよ
深く息を吸い込んで

笑ってまた泣いて
私はその日常を
当たり前にしたい

壊れた鏡が元に戻るように
私は今また歩き出す
この場所から

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

闇の向こう

また、歩くときまで、

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投稿日:2010/11/15 22:53:26

文字数:662文字

カテゴリ:歌詞

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