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月夜の道を越えて行け
愛しき桜が見ゆるだろう
されど忘るるな
挑む旅は厳しき道と
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道無き道を行けども
合わせる顔は巡り合わせ
その地の摂理に沿え
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孤高の旅人となれども
行き着く先は嘘か誠か
甘え無き己に問え
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宙を踊る蝶のように朗らかに
唄を紡ぐ鳥のように穏やかに
心の水面を揺らがすな
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長き峠を越えて行け
悲しき運命(さだめ)を辿るだろう
されど忘るるな
道の果てに陽が或る事を
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孤独に打ちひしがれども
見つめる先は道の標か
残された希望を請え
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海を巡る風のように勇ましく
空に浮かぶ月のように堂々と
心の決意を揺らがすな
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弱き己を超えて行け
傷付き眼(まなこ)を眩むだろう
されど忘るるな
真に秘めた強き心を
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敗者もまた移ろう兆しなり
更なる高みへ旅立ちの時かな
出逢いが眠りつけども
幾年も幾年も歩み続けようぞ
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長き峠を越えて行け
悲しき運命(さだめ)を辿るだろう
されど忘るるな
道の果てに陽が或る事を
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