(A1)
君に伝えられなかった感謝の言葉を
今風に乗せて明日(あす)へと紡ごう
今を超えなければ明日(あす)は無いのかなと
惨めにわたしは空を仰いでいた
(B1)
ひとつの世界のその終わりに
傍(そば)に居てほしい そう願っていた
君と紡いで来た思い出は今も
褪(あ)せなくキラキラと輝いてるから
(サビ1)
君の声が聞こえなくて 君がこの眼に見えなくて
くすんでく蒼穹(そうきゅう)が胸を締め付けて
わたしが君と望んでいた新しい世界は
わたしを残し滅びて去ってゆくよ
(A2)
いつかまた出会えた時 約束をひとつだけ
愛を積み重ねわたしは誓うよ
遠く離れていても絆は繋がる
また巡り会える その時を待つ
(B2)
ひとつの世界で夢を見ていた
君の温もりが遠く懐かしい
君に抱(いだ)いていた想いは今でも
ずっとずっと変わらない 愛し続けているから
(サビ2)
虚無を見つめるその度に心が枯れ果ててゆくんだ
それでも道は果てしなく続いてゆく
心の中に眠り続ける懐かしい君の存在を僅かに感じ
わたしは生きてゆくよ
(C)
星の光の様に空を駆ける
枯れた心が放つ願いよ
悲しく辛い記憶に泣き
永久(とわ)に続く時の中を彷徨う
身体を離れたこの意識は
音も無く時空を飛び回り
懐かしい夢の中の君へ
贈る花を咲かすよ
(サビ3)
知らぬ間に時は過ぎていて それでも色褪せなかった
君との思い出は大切な宝物だから
強く心を締め付ける鎖を解かしてゆく
芽吹きの季節に新たな旅立ちを
また君に会える百年後の世界へ
【日向ぽぽ】蒼穹の歌【オリジナル】 歌詞
蒼穹はそうきゅうと読み、青空を意味します。
ぼくはまだ人生経験がぺーぺーの未熟者ゆえ、こういった曲は人から聞いた話等を自分なりに受け止めて作ってますが、すべての恋が叶う訳ではないし、やがて別れがやってくるイメージと、愛する大切な人に贈る最後のラブソング的な形で表現してみました。
広い視野での解釈もできますが、意図しているのは少し悲しい終末です。
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