あの、私 狙って泣ける詞を書けないし
素で泣けるような経験をしてきたわけじゃないけど でも
これが本当の気持ちで。だから最後まで聞いて下さい
何憶いるか分からない 女の子の中で 君は私に出逢って
好きになって。ううん、大好きになって。君のこと。
同じ気持ちの子は沢山居て、それでも君は私を見てくれた 覚えてるかな。
汗とか涙の香りとか 悩み続けた廊下とか とか... とか...。
「思い出になる前に」って一回だけ手を繋いだの 君は、泣いていた。
「ごめん」って言い続けて ひたすら「ごめん」って君は言い続けて。
辛くなってその唇を塞いだの。ゴメンなさい。でも
それは私が泣いてるって気付かれたくなかったから。
「好、」…言えなかった。変わりたいけど、変われないの!
君は私より可愛い子、私より頭の良い子、じゃなくて私を見てくれた。
さっきも似たようなこと書いたっけ?
…あ。
視界が霞んできた。
雨が降ってるからかな…あ、いや、しょっぱいや。
この手紙読む頃には君はもう次の町?
靴を脱いだよ。靴下も脱いだよ。
裸足で歩くよ。『ヨクルア・デシダハ』
足痛いけど、痛くても。
好きになるのが辛くて、怖くなっても 「大丈夫」説得力ないよ
君も怖かったんだね 君も辛かったんだね もう大丈夫。
大丈夫だよ。もう荷降ろしていいよ?ねぇ
「好き」
「聞こえないよ」
(夜景、幻想的な風景、花火、粉雪)
素敵過ぎる非日常 君はとても嫌っていたね もう大丈夫。
私は君が、
「大好き」
これが本当の気持ちで、最後の気持ちで。

君の返事を待ってます。
今。
崖の縁に立ってます。
今。
この手紙を、君の元へ落とします。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

16

歌詞というより、日記を書くイメージで書きました。


授業中に書いて泣きそうになった…。



14歳最後の日に、16歳の少女の気持ちを書いてみました。

閲覧数:84

投稿日:2010/04/13 21:09:08

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

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