mike: えー、今年も大晦日がやってまいりました
2014.12.31.
mike家 リビング こたつ
「で？」
こたつに入っていたレンがみかんをむく手を止めて言う。
mike: いや、今年の締めくくりをね？(以下:mikeはmとします
「締めくくりもなにも無いだろう！」
季節外れの浴衣を着たがくぽが叫ぶ。
「季節外れってお前のせいだからな！！！！」
mに指を指した。(失礼にもほどがある！
「夏まつり行ってみったー、結局終わってないんだけど！だからオレこんな格好なんじゃないか！そうだろ、ルカ？
・・・あれ？」
隣に座るルカを見て固まるがくぽ。
そんながくぽを尻目にニヤリと笑ったルカが
「なあに？私が制服着てんのに驚いてんの？」
「な・・・どういうことなんだ？」
「ルカ姉あの後書かれたもんね」
と、紅白を見ていたリン。
「そういえばそうだったな」
ずるずると蕎麦を食べるリリィ。
「ずるくないかずるくないかずるくないか！？」
「うるさい！」
ルカのチョップががくぽのお腹にヒィィット！
白黒がくぽの完成。何やらぶつぶつ言っているが、無視。

「来年はもっとわたしら書いて欲しいよねー」
『ねー』
顔を見合わせるグミ、いあ、ここね、ゆかりん。
m: いやいや、今年は大変だったんですよ？
「そんなの私らに関係なくない？」
と、いあ。
m: えー
「えー、じゃない」
と、ここね。
m: 君、一回も書いてないんだけど
「来年の夏まつり行ってみったーのは書いてよね！」
m: うんうん、考えとく

「僕は今年結構書いてもらったような気がしますね」
と、キヨテルがリリィさんの顔についたつゆを拭きながら言った。拭いてすぐ、真っ赤になったリリィはキヨテルの手を叩いた。
「私も何回かご一緒になったことがありますね」
と、ルカ。
m: あー、やっぱ書きやすいCPってのもあるのかも？
「来年も僕とリリィさんの物語を書いて欲しいですね」
「うるさい！お前となんて、もうこりごりだ！」
「お前なんて言って・・・リリィさん、後でどうなってもいいんですか？」
m: わーこわーい
ミクとリンも便乗する。
「こわーい」
「こわーい」
三人で手を叩く。
「mikeさん、もちろん来年も書いてくれますよね？」
m: 需要があるのと、書かなかったらどうなるのかわからないので書きますよー
「だそうです。諦めてください、リリィさん」
「くっそ・・・・」
(ちなみにこの間キヨテルはずっとリリィの肩をry)

「しかしまあ、今年もがんばったよな」
復活したがくぽ。生意気な。
「オレは来年もルカとラブラブできたらそれでいい！」
拳を掲げてがくぽは叫ぶ！
すかさず飛んでくるルカのチョップ・平手・蹴り！ (どうやって蹴ったんだ？
白黒がくぽ再登場。
「まあ、がくぽの戯言は忘れましょ・・・」
m: うん
『はい・・・』
一同真っ青。

「なあ、ミク俺のこと忘れてね？」
「わわわ、忘れてないよクオくん！」
赤くなるミク。クオは納得がいかない顔になったが、すぐにみかんをむき始めた。
m: 来年はもっとミククオを頑張るからね！
「ちょっとオレは！？」
慌てるレン。それもそのはずだ。夏まつり行ってみったーで書いたのは書いたが、あんまり使ってない。
というか、
m: 書きやすいのってがくルカ、キヨリリなんだよね
「なんでわたしがでてくるの！？」
「そうだ！アタシまで」
抗議するルカとリリィ。
「仕方ないですよ、リリィさん。それとも他に好きな人でも・・・」
と、キヨテル。
「え、はあ！？いやそんなの・・・って何言わせんだおいっ・・・」
再び真っ赤になるリリィであった。

m: あ、もう十一時かー
「来年もいい年になるといいねー、クオくん？」
ミクはクオの顔を覗き込みながら聞いた。
「あ、ああ」
頬をかくクオ。
「らいねんもー」
「我々かがみねはー」
『いたずらしまくる！！』
「ちょー迷惑！」
と、復活がくぽ。
ルカはお茶を飲みながら、
「来年も今まで通りに」
「mikeはなんかないのー？」
m: いきなり言われても
「今年あったことを振り返り・・・でもいいんじゃないですか？」
さっすがキヨテル先生。
m: 今年あったことといえば
「なになに？」
目を輝かせる一同。
m: リア友にここのアカウントバレたことかな

沈黙

ゴーン ゴーン

「あ、除夜の鐘」
レンが呟いた。


来年もよろしくお願いします！！
終了！