星の名前なんて 知らなくても
見上げればいつでも 瞬いていた晄
響いているのは 透明な言の葉で
まるで星と星が話しているみたいと 君が笑う

誰かの足跡 とても古い足跡
夜空を駆けた 透明な水面の輪

とてもとても遠い所に 微かな唄が瞬いていて
それはきっと僕の唄で 何処かまるで君の唄だ
手を伸ばせばきっと ゆらめいて消えてしまうそれを
出来るだけ静かに 見守るのが僕の夢


この丘の向こう 瞬いていた街の灯
二人見下ろしていた 夜に背を持たれ
今は道も途絶え 過去の静寂に消えても
眼を閉じてそれを撫でるだけで 暖かくて

いつかの歌声 とても古い歌声
弦の切れた鍵盤に そっと指を当てるような

一体何を失くしたのか もう忘れてしまったよ
君の失くした物ならば 僕が拾い上げてこう
僕の失くした物からは 僕は祈りを拾い上げ
いつの間にか夜の空は 見えない言の葉に溢れてる

出来るだけ静かに この空を 見守るのが僕の夢

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

泳跡

綺麗事は綺麗。
それだけは確かだと思う。

一応完成

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投稿日:2021/01/07 00:37:47

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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