おばあちゃんから昔 聞いた話では
僕の両親は 何処かに連れていかれたらしい
そこには 僕の仲間がたくさんいるんだって
言い聞かせるんだ 「奴らに捕まっちゃだめだよ」

路地裏で一人 行き交う人の海
僕はここで 何をしてるんだろう?
雨降る空 ずぶ濡れの僕
そんな僕に 目を向ける人はいなくて
それでも僕は 生き続けるよ

友達から最近 聞いた話では
猫のミミが 例のあの場所に連れていかれたらしい
脚がもともと悪くって 逃げれなかったんだって
諦めたように言うんだ 「俺らもそろそろかもな」

路地裏で一人 行き交う人の海
僕はここで 泣き続けているよ
雨降る空 涙を隠しておくれ
僕らだって 泣いたりするんだ
それでも皆 生き続けるよ

路地裏で一人 隠れるようにして
僕は今日も 精一杯生きているよ
光差す空 もう少しだけ もう少しだけ
どうか このまま 生きさせておくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

とある猫の独り言【曲募集】

年間約30万頭、殺傷処分を受けている猫や犬。殺傷処分が悪いこととは言い切れませんが、少しでもほんの少しでも毎日殺傷処分されている動物たちもいるんだと頭の隅にでもと思いながら考えました。

閲覧数:77

投稿日:2014/01/17 14:08:14

文字数:392文字

カテゴリ:歌詞

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