波打つ隙間 鯨達の群れ 灯台の明かりの、その粒子の群れ
どうしようもない後悔と希死念慮が この夜を照らしている

手紙を描くなら そこにアポロジー 宇宙を巡る、アポロの様に
迷子になって疲れ果てた思考が感情に溺れていく

最初に言葉が在った 神様はそれを宝石とした
次に痛みが出来たから 僕らは傷付けあうらしい
塔が崩れて人間が争いを憶えたというなら
せめて 僕は誰かを守る為に盾になる台詞を作ろう

波打つ隙間 鯨達の群れ 灯台の明かりの、その粒子の群れ
どうしようもない不条理に逆らう様に 砂漠の粒ほどの希望を

最初に言葉が在った 神様はそれをあやまちにした
救世主を吊った そのかわりに僕らは罪を背負い込んだ
塔が崩れて人間が争いを憶えたというなら
いずれ僕らが死に絶えるまでの仮初の嘘を繕う

宇宙の光をなぞった 神様はそれを星座と呼んだ
この人生もいつか物語になるなら 題名ぐらいは欲しい
塔が崩れて人間が争いを憶えたというなら
いずれ僕なんて死に絶えるまで 満面の笑みを繕う
せめて 僕の心を守る為の盾に代えて剣を握ろう

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無題の灯台の宛て

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投稿日:2024/10/07 05:18:15

文字数:467文字

カテゴリ:歌詞

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