自分に自信が持てない事に
開き直って自分を捨てた
空気が淀んで星がいない暗空を
街灯の灯らない所を選んで歩いた

目が合ったら運命だなんて
僕は怖くて合わせられない
イヤホンをして耳を塞いで
皆の背景になろう
でも悪口言われてないかな
消音で音楽を流して

歩く僕の足音を聞く
足音が五月蝿いって言われてないかな
下を向いてて誰かとぶつかった
声が出なくて謝れない
生きててごめんなさい

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自分に自信が持てない事を
治そうとする自分を無視して
誰かが歩いた道が信じきれなくて
騙されないように弱みを隠して生きた

喧嘩をしたなら仲いい証拠だなんて
僕は怖くて話もできないよ
雨が降った後の空を
皆の空気を譲ろう
でも僕のは触れたくないかな
俯いて気付かない振り

話す時に顔色伺う
僕が可笑しいって笑われてないかな
取り敢えず合わせて笑わないと
引き攣って全然笑えない
生きててごめんなさい

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あなたもあなたも
僕のいる空気を好んでないのだろう
死んだら「逃げた」と噂するのだろう
こんな夜に明日が来たって
知らないふりをしてしまいたい