#14-1「みんなでいこう」
「めーちゃん、冷凍庫に、まだアイスある?」
カイトはキッチンにいるメイコに向かってたずねた
「……」
メイコは聞こえているはずだが、反応しない
「ねぇ?めーちゃんったら!?」
「なによ!?うるさいわね!!自分でみなさいよ!!」
「あ……うん…ごめん。めーちゃん…」
カイトは自分でキッチンに行き、冷凍庫をあけた
その様子をみていたミク、リン、レンは、何か違和感を感じた
「ねぇ?なんか、様子おかしくない?」
「うんうん。なんていうか…メイコ姉が怒ってるっていうか…」
リンとレンが目を合わせて、うなずき合った
ミクは一つ心当たりがあった
そして、ミクは、あのアイス柄の髪結いリボンをハクにカイトがプレゼントした一件以来、メイコの様子がおかしいことに気が付いていた
「うーん。やっぱり…メイコ姉さん…ショックだったのかな」
ミクは小声でつぶやいた
「え?なにがショックだったの?」
しかし、隣にいたリンには、聞こえていたようで、話に乗ってきた
「え?…あぁ…ほら、この間、カイト兄さんがハクさんにプレゼント渡したじゃない?アイスのお礼だって」
「あぁ!スパイごっごした時のだね」
リンは無邪気に笑いながらいった
「で、その時からなの…メイコ姉さんの様子がおかしいのは…」
「え?それ、ほんと?ミク姉?!」
リンが身を乗り出してきいた
「うん…たぶん…それがショックだったんじゃないかなって…」
「どうして、ショックなの?」
レンは、今一つ状況がつかめなかった
「え?レン?メイコ姉がカイト兄のこと好きなの知ってるでしょ?」
リンのその一言にレンは驚いた顔をして首をふった
「え?ほんと?!レン君?!こんなに長くメイコ姉と一緒にいて気づいてなかったの?!」
ミクもレンが、その事実をしらなかったことにおどろいた
「レンってほんと、女の子の気持ち分からないよね……はぁ…」
リンはため息をついた
こんなに身近にいる私の気持ちさえも気付いてくれないというところからも、でたため息だった
「うるさいなぁ!そこまで鈍くないと思うんだけどな…」
レンはぶつぶつと文句をいった
「とりあえず、後で、メイコ姉さんに直接きいてみようと思うの」
ミクのその言葉に2人は驚いた
「だめだよ!そんなの!あれでも、本人はカイト兄のこと好きってこと隠してるんだから!?」
「それに、メイコ姉に【余計なお世話】っていわれて、追い返されちゃうよ!」
2人のいっていることはもっともだった
「でもね…このままじゃ、メイコ姉さんも、カイト兄さんも、ずっとあの気まずいままだよ…それは嫌だから。…それに私たち、仲間じゃない!…家族じゃない!」
ミクのその言葉にリンとレンもうなずいて、一緒に行くことにした
コメント1
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Turndog~ターンドッグ~
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ミクがどんどんいい子になっていくww良化スパイラルですな。
レ――――――ン!!気づこうぜwww
めーちゃんとカイトはやっぱり仲良くないと。ブラックなオーラが漂うから。
2012/01/10 22:58:49
しるる
ミクがいい子ww
まぁ、最初からいい子だったけどねww
レン君は鈍いのが持ち味だよww
ブラックwww
というか、暗黒のオーラだよねww
2012/01/10 23:19:55