「壊れそうな日」

きっと僕の意識は
変わる事を拒むだろう
ずっと流れを避けて
殻の中で息をする

いつまでもこのまま塞ぎこんで
明日を嘆いているだけで
何もかも手をすり抜けてくだけ
不自然な笑顔が

消えそうなドア開くためのキツイ思い
忘れた頃の再会
「もう二度と無いように」願いは届かず
あの時と何も変わらない
繰り返すだけ

窓の外の嬌声
耳を塞ぐ　切なくて
強く握る手の中
うつむく顔思い出す

あまりにも脆くて壊れそうな
明日を傷つけないように
遠ざかるような気がしたすべてに
さよならも言えない

すれ違うだけの
喜びと生きる事の確かな訳に気づいて
不器用な生き方に自分責め続け涙した
嫌な夢を見て
眠れないまま

このままじゃ終われないと呟き
重い体を引きずって
敵はまだ自分の中に住んで
終わりを嘆いてる

振り切れ　追いかけられ　逃げ続けて
それでも駄目で　隠れられない　怯えながら
朝が来るなら
息切らし　倒れても　立ち上がれない
目を開いて　信じられない　
牙を剥いた　あの日の言葉

最後まで　いつかの風景見つけるまで
僕には分からないけど
遠すぎた優しさに触れるその時を描いたら
あと少しだけは歩きたいから