「秋風」
(1A)
少しずつ 冷たくなっていく夜風
秋がやってくる
まだ少し 濡れたままの髪を
風になびかせる
(1B)
交わしたメールは もう何度読み返しただろう
気付かなかった 本当の 想い
(1S)
ずっと伝えなければ 壊れなかった
この胸に仕舞っていれば 良かったのに
抑えられなかったの 苦しすぎて
口にすればもう戻れないと知っていた
(2A)
教室に 吹き込む風は少し
秋の匂いがする
また少し 大人になっていく君を
眩しく思った
(2B)
交わした言葉は 今でも胸の中に響く
知ってしまった 本当の 想い
(2S)
君の優しさ溢れる 言葉が痛い
そのあたたかい微笑み まなざしがこわい
触れた手の温もりが 胸に刺さる
次の一歩を踏み出せないで立ちすくむ
(S)
震える声で君に 伝えたけど
最初から分かっていた 届かないと
一緒に笑い合った あの日にもう
戻れないと分かっていて「好き」と言ったの
「秋風」
一緒にすごして笑いあう日々がとても楽しいのになぜか辛い、この思いを伝えたい、でも伝えればこの心地よい関係が壊れるのはわかっている、でも…
という葛藤の末に気持ちを伝えたけど、やっぱり、壊れてしまった。何でもっと我慢できなかったのだろう…
という後悔。きっと、そういう経験ある方いらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっとうpした時期がアレなんですけど、今現在の自分に凄く当てはまるなあと思い、のっけてみました。
作ったのは晩夏ですよ!
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