【重音テト】left【オリジナル曲】

きの＠嘆きのP

歌詞

あの日によく似た、白く欠けた三日月。
冷たい思い出。ここに溶けては染みていく。

煌めいて、手に余った感傷と
あの日と同じ涙声。

思い出を鏤めた
心の中の君はいつでも笑ってるのに
私は寂しくて
君がいないと泣いてばかりね。いつでも。

ざわめく心にまた言い訳をして逃げてた。
ヒカリは眩しくて、まだ瞼は開けないよ。

ポロポロ零れた。涙と想いは

仕方なくあおいだ空にまだあった
白くて欠けた真昼の月。

震わせた声はまた
空の透き間で廻り続けて消えていくかな。
言葉は空に浮かんで
煌めいてすぐ、はじけて消えた。

褪せていく思い出は
ノイズのせいで見えなくなって
これでもう終わりですか？
もう二度と想いは届かないの？

煌めいて、心を染めた涙の
意味もいつか忘れるのかな。

思い出を鏤めた
心の中の君は今でも笑ってるのに
私はいつの日にか
涙の意味も君のことさえ忘れてく。

だけど今はまだ側にいてね。