サビ
月夜響く琴と笛 目合ふ(まぐわふ)ことなき その果てに
いづこへ続くこの想い 行かぬものと知りながら

A
高く望むその身ゆえ 御簾(みす)で霞んだその姿
おのが心を引き裂かん 蓮(はちす)の花に結びゆく

B
夜深く白く光り差す 垣間む(かいまむ)肌の白ければ
この手一つ送りけむ

サビ
月夜響く琴と笛 逢ふ瀬なき今 物の影
清けし(さやけし)夜半(やはん)の雲間から 我が身照らす望(ぼう)の月

A
舞楽舞ひたる御身をば 霞んで身ゆるその姿
閉じた心を揺すり開く 浜梨に想いやる

B
十五夜悲しく照らし出す 戸はひっそりと蔦絡み
忘れ草と手が参る

サビ
月夜響く琴と笛 目合ふ(まぐわふ)ことなき その果てに
狂おしき刻の狭間より 夜霧棚引く孫廂(まごびさし)

B(or C)
袖を濡らす勿忘草 隔つ小柴の分かつ方
優しき姿目に映る

サビ
さやと揺らす仄風(ほのかぜ)に 揺らぐ事なき その眼(まなこ)
言の葉もなく背が遠く 闇の彼方へ消え失せる
月夜響く琴と笛 目合ふ(まぐわふ)ことなき その果てに
密と知りぬる浮き世こそ 涙多かれ忍ぶ恋

勿忘草に想い寄せ 夫な(せな)が元へと上がりゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

勿忘草

久々に作詞しました。

今回はテーマ「身分差」としまして、和風で書きました。
いや~時間かかりました。

現代の言葉と古語チックな物と、花言葉までまぜまぜしてあるので、ちゃんと解読するのは大変だと思われますwww

閲覧数:113

投稿日:2009/05/31 16:40:30

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

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