消えないよ ずっと
あの声が 温度が 匂いが 今でも
痛むんだ ずっと
胸の奥 届かない場所を焦がしている

駄菓子屋跡 錆びた鉄塔
夕暮れに鳴る誰かのピアノ
烏の群れ 微かな風
少し重なって離れた影

髪や爪は伸びていくのに
お腹が空き喉が渇くのに
眠れない夜も明けるのに
どうしても 君だけが

拭えないよ ずっと
目に映る景色のすべてが染まったまま
“ああ、あの時もっと”
意味のないそんな後悔を繰り返している

思いの外 笑えていて
涙も滅多に出なくなって
上手く日々を送っていて
だけど何処か他人事のようで

冬の雨が好きだったこと
すぐ強がる癖があったこと
どんな朝が何度来ても
この世界に もう君は いない

それならばいっそ
私をもう終わらせようと思ったんだ
ねえ ほらあと一歩踏み出せば
それだけなのに ねえ どうして
消えないの ずっと
君の声が 笑顔が 言葉が すべてが
私をそっと包むように
届かない場所で煌めいている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞_紫苑[feat.GUMI]

【動画】
ニコニコ→https://nico.ms/sm39473012
YouTube→https://youtu.be/Ajwru9Lub64

詞:anone

閲覧数:127

投稿日:2021/10/14 00:08:49

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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