生きててそんなに滅相も無い存在定義は
段々なんとなくと気付いてはいる
止まったり歩いたりしてるせいか
歩幅も狭まって誰かの背中を追いかける
心の隙間をちょっとだけ穴埋めできないだけ
ほんの少し程度なら笑って終わってしまえよ
すり減らした昨日とそれさえも咎めた経年
それでも選んできた日々を諦めてはいないさ
雨降りの停留所に道行く影を見て誰しもが
不完全なんてとうの昔に気付いてる
人の波にとてつもない酔いを覚えて
身勝手な思惑でもう此処を発つと決めた
誰かにこの背中に手を置かれることもない
そのほうがたぶん気は楽で居られるだろう
どこか穴の空いた鈍感な歩き方をしている
それでも満たされたくて仕方が無いんだ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想