生きててそんなに滅相も無い存在定義は
段々なんとなくと気付いてはいる

止まったり歩いたりしてるせいか
歩幅も狭まって誰かの背中を追いかける

心の隙間をちょっとだけ穴埋めできないだけ
ほんの少し程度なら笑って終わってしまえよ

すり減らした昨日とそれさえも咎めた経年
それでも選んできた日々を諦めてはいないさ


雨降りの停留所に道行く影を見て誰しもが
不完全なんてとうの昔に気付いてる

人の波にとてつもない酔いを覚えて
身勝手な思惑でもう此処を発つと決めた

誰かにこの背中に手を置かれることもない
そのほうがたぶん気は楽で居られるだろう

どこか穴の空いた鈍感な歩き方をしている
それでも満たされたくて仕方が無いんだ

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経年

満たされないものは時と共に段々と劣化する。

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投稿日:2020/07/07 14:38:08

文字数:312文字

カテゴリ:歌詞

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