廃れた心に花束を
今すぐ手向ければ
何か変わるのかな

暗闇の向こう側からは
返事は返ってこなかった

鏡に映された顔は
あの曇り空のように
どんよりとしていて

一瞬の煌めきさえも
目に焼きつけることは
不可能なのかもしれない

愛なんて何処にでも
あるわけでもなくて

心に届きそうにもない
瞬間を写真にでも
おさめれば何か思い出に
なるのかもしれない

溶け込んだ身体は
いつしか眠りについて
誰かが起こしてくれるのを
ずっと待っているんだ

お日様が昇ればきっと
目が覚めることだろう
惹き込まれたあの時から
既に夜は更けていたんだ

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曇天の下

曇天の下

閲覧数:87

投稿日:2018/06/10 09:30:19

文字数:270文字

カテゴリ:歌詞

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