雨の中を無邪気に駆け出して行こう

この頃、珍しく日照り続きかと思えば
待ってましたとばかりの雨模様なんて、参るな
朝方に立てた見切り発車の予定が、少し狂って
申し訳なさげに窓を叩く雨音が、やけに耳障りだ

決して上手じゃない歌声に 楽しさ見出したいだけ
枯らした喉の奥の方に 何か見える気がしてるだけ
水溜りできたアスファルト ジグザグ進む子どものように     
今はただ純粋に、先のことだとか考えずに歌っていたいのです

真夜中はなぜか 雨のことが多い気がして
まるで、人を苛立たせること避けるように
雨とかいう奴も、それなりに遠慮を知ってるように思えて
自分が小さく見えたりします

雨がかき消した泣き声の 足跡探しているだけ
雨が上書きした涙の 流れた跡辿ってるだけ
上手くない僕の不器用なやり方をどうか許してよ
今はただ純粋に、脇目も振らずこの歌君に届けたいのです

決して上手じゃない歌声に 楽しさ見出したいだけ
枯らした喉の奥の方に 何か見える気がしてるだけ
水溜りできたアスファルト ジグザグ進む子どものように     
今はただ純粋に、先のことだとか考えずに歌っていたいのです

雨のパレード 演者は歌うこの僕で
止まない歓声が聞こえる ずぶ濡れのオーディエンス
さあ、雨の中を無邪気に駆け出して行こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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行進、雨模様

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投稿日:2023/02/26 14:40:10

文字数:561文字

カテゴリ:歌詞

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