優しさに溢れた姿
胸の奥へ入り込んでく
その日から眺める君は
頬を紅く染めさせるんだ

たとえこの糸が繋がることなくても
幸せになれた想いせめて知ってて欲しい

手に包める程の小さな鉢に
咲く花一輪植えて君の元へ
高鳴る鼓動が雑音を消して
愛しい人への道をささやく



導かれ声をかければ
穏やかな眼向けてくる君
一陣の風が背を押し
あともう二歩近付いてみる

みつめ返す目を離せずに息を吸う
君の優しさが香りになり届く気がした

春景色彩る世界の中で
「好きです」伝えて鉢植えを差し出す
君は戸惑い困ったように笑い
「ありがとう、・・・ごめんね」応えてくれた



わかってたことだから泣きはしない
『この花だけでも受け取ってくれたら・・・』
願ってみたけど君は動かない
震える手を下げ視線を逸らす

ah-

決して叶うことのない恋だけど
一輪の花を君に贈りたいよ
いつか受け取ってくれる日がくると
信じて来年また会いに行く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

せめてこの花を

君にはもう、愛する人がいる。
それで君が幸せに笑っているのなら、それでいい。
だからせめて、一輪の花だけでも
この手から受け取ってくれたなら、
それだけでいい。
この想いは受け取れなくていいから、
お情けでもいいから・・・

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投稿日:2013/10/30 17:38:50

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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