横から見つめると君はほほえんでくれるけど
肩と肩の距離すらもどかしい心は気付かない
白い手を握るとひとつになれた気がしても
君の中の私なんか分からないから余計に悲しくて
宇宙にひとりいるよりも
私じゃない誰かがいるからしずくは霧をさまよう
同じ窓の側ずっと君と同じ景色を見たり
同じ夢を見たり 同じ痛みを感じたいな
せめてこの心を吐き出して さびしいメロディにして
それを聴いた君が寂しくなったら分かるのかな
100億個の文字を並べて本にして渡しても
取り返しのつかないくらいの愛しさは伝わらない
100億年ずっと悩んで選んだ言葉でも
君の中の私は私とはきっと全然似てなくて
私の窓に映る君は
目を閉じた途端に薄れてすぐに消えていなくなる
どうしようも無いと諦めて君の匂いに埋もれ
通じ合えたとか思ってもすぐひとりの窓
もし君が心を描き出して光うずまく夕べ
そのとき私が涙を流すことが出来たら
フェノメナ
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