微睡む意識の中
いつか目にした
現実と夢の物語
崩れ落ちた瓦礫
合間で泣き叫ぶ
たった一人の少女
愛しい人を亡くして
語り合った夢は
夢のままで消えた
その胸に残るは
戦争(たたかい)への憎しみ
「未来を奪ったのは 誰?」
深紅に染まる手を
見つめて嘆き零した
たった一人の兵士
痛みを知りながら
傷つける事が正義
思えない心が痛んで
武器を持ったまま
廃墟に立ち尽くす
「傷つけるだけで 何になる?」
誰もが何処かで
いつかは見つけて
体験する悲しみ
救いを求めるのは
何時の時代でも弱者で
苦しみも悲しみも
彼らを痛めつけては散らせて行く
失う事を知らない
愚か者共へと捧ぐ
この詩(ウタ)は
弱き者からの絶叫
「次は、お前だ」
コメント0
関連動画0
オススメ作品
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
手を伸ばしてもう一回
まだね、伝え足りずにいるんだ
だから内緒の話、続きを
目に映るものが変わらず
退屈に思えたミライに
手を取ってくれた微笑みが
僕の目には眩しすぎた
泣いても歌えなくても
いつの間にか響いたメロディ
君とのはじまりの音に出会えた...Aurora
紙崎ねい
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
今まで当たり前だった日々
それが終わるその時あなたは
好きな人に何を望みますか
一緒に歩いてきたので
いつまでも一緒のはずなのに
分かれ道がきたその時に
あなたは何を望みますか
この身が滅びても君の事
愛すると誓ったからには
例え肉体をなくしても...私のさようならの意味
普頭
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想