汚れちまった悲しみに off vocal

どうやら僕は汚れちまったみたいだ
今日も小雪の降りかかる夜空だ

どうやら僕は汚れちまったみたいだ。
何かが去るとはこういうことなのか
汚れちまった悲しみに風が吹きすぎて
僕を次第に　晒すことだろう

子供のころの夢は何だったのか
大事にしてたはずなのに
思い出せない
大人になってから人目が怖くなった
寝そべった過去に今じゃ
救いを待っている

汚れちまった悲しみは
人騙す狐の革袋
保身に走って純粋さえ見失う
汚れちまった悲しみに
汚れちまった悲しみは
今日も独の夜空から
小雪かかって縮こまる

どうやら僕は汚れちまったみたいだ。
汚れた哀には
望みはなく願うなく
生きているかの答えが
希望ならば
僕はもう落ち葉か
風が吹き去るか

子供のころは空がきれいに見えた
大人になってからは
綺麗と思えなかった
大地を駆ける子供が嫌いになった
死期を待つ今
僕は
汚れを纏ってる

大人とは裏切られ続けた子供の姿
汚れとは裏切られる側に化けた子供の暗さ
だから
僕は
無鉄砲少女を好いている

汚れちまった悲しみは

汚れちまった悲しみは
いたしくも怖気づく醜態
世間を気にしてＩのことも見失う
汚れちまった悲しみに
汚れちまった悲しみに
なす処もなく今日も
飽きることなく
日が沈む