埋没された夢の汀で 躍る夜の静寂を抜け
忘れじの花 空を抜ける 鏡の中 私は揺れる
枕詞で舵を切った 齊は崩れ錯乱してる
統一されたアイソレート 只の言葉の価値が無くなって

落ちる果実は贋の様
辟易の壁 受け容れる事も出来ず
既に飽いてるイニシアチブの綱渡り
醒めた挿絵と乱丁
間違いもせず染まる文字の隊列に
狂う指揮者の手首 未だ終わらない
夢の続きを辿る

解剖された夢と現は 笑う朝の開闢を経て
流離の綿 春を落とす 秤の侭 私は消える
錆びた言葉が雨を降らし、胚は揺すれ今日と消える
傍観してた「I」とディベート 唯の一つも価値が無くなって

朽ちる梢は蟒蛇の様
弁明の旅 擦り切れる事も出来ず
宵を待ってるサナトリウムの橋渡し
終えた怠惰と濫觴
正解もせず止めた音の隊列に
灯る洋燈を放ち 未だ始まらない
最初のページをなぞる

窓の外 怠惰を練るような風
星を夜に磔にして芽生えた朝日
肺が堪える程の重力に抗い

絶えぬ温度は傀儡の様
伝令の紙 燃やして灰に成り切り
言葉を尽くすトワイライトの影踏みに
超えた絵画と濫妨
取り留めも無く終えた恋の頽落に
躍る大地を支え 未だやり切れない
退路の寵児を救う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Peregrinus

無秩序と不思議な国の巡礼者が世界を渡る

閲覧数:38

投稿日:2024/02/29 14:39:45

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

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