放たれるのは 籠の鳥
 迷いもなく 飛んでいく
 電子の海に打たれても
 飛ぶのを諦めたりしない

 けして諦めないのは
 一つの約束があるから
 それは永久(とわ)のユメ


淡くにじむ 境界で
二人きりで歌うの
聞き手はあなた一人で
満たされない胸懐(きょうかい)

遠くにある 教会を
見つめているあなたを
私はずっと見ていた
あなただけの時間と

 飛び出していく準備は整っている
 行路は定まっている すぐ
 あなたの想いを伝えたい
 私を連れ出して
 この教会から 腕を 伸ばせば届く
 指先から 今 すり抜けていったのは何?
 つかめなかった ユメ

 純白の教会 あなたの憧れの舞台(ばしょ)
 境界から飛び出した
 私が歌うの
 約束だから 果たすよ
 あなたの願い(ことば) 記憶の中
 忘れられない ユメ


終末(はて)の中で 描いてた
あなたが込めた 想い
みんなにも伝えたい
どこにもない旋律(うた)なの

終わりにある 記号まで
譜面どおり 歌うよ
あなたの創った 心(もの)は
消えないから
私は
 届けたいよ どこまでも 遠くに
 籠(きかい)の中 目覚めたのだから
 あなたの歌を歌うため
 一人でも平気
 頼りなく思えるかもしれないけれど
 ちゃんと あなたの想いを
 受け取って 飛んでいけるから
              大丈夫

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

境界開放《リミットかいほう》

 曲を聴いたときに感じたのは
 「スピード感」と「ゆるいメロディ」です。
 そこから、穏やかで変わらないモノから、走り出すイメージが湧きました。

 oshiruko7さんの曲を歌っていたのが「初音ミク」だったので『ミクが歌う』ということも考えて、作詞してみました。

 oshiruko7さんの『歌詞募集中01』
 http://piapro.jp/a/content/?id=i4lrvohfv0envqw9

 締め切りには間に合っていませんが、満足です!

 前奏に歌詞を入れたのは、わざとです。
 間奏のギターのところはそこが味だと思ったので、あえて歌詞はなしで。
 ミクの喋りとか入ったら、それはそれでカッコいいような気もしますが……良いフレーズが思いつきませんでした。

閲覧数:169

投稿日:2008/02/23 18:05:31

文字数:597文字

カテゴリ:その他

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