ある昼下がり 僕は
屋上で君と出会う
空の青 君の肌
絶妙なコントラスト

だけど君は 無言で
すぐに何処かへ行っちゃった
ああ
名前もクラスも知らない
なのにこの気持ちは何?

秋になりかけの校庭の木の葉に
赤色が一枚増えた

初恋をこんな形で終わらせはしない
君を絶対に探し出すよ
かけ降りた階段は僕を焦らせる
僕は初めて恋におちた気がした

廊下 教室 踊り場
全て一通りは見た
黒い髪 大きな目
網膜に焼き付いてた

だけど君の存在は
ちょっと異質な気がするんだ
名前もクラスも知らない
なのにこの気持ちは何?

秋になりかけの校庭の木の葉が
落ちて湖になるんだ

答えは地上(ここ)にあった
落ち葉になった君が
血の赤と 君の肌
紅白のコントラスト
(なんとめでたい色だろう)
あの時君は笑って
柵を飛び越え逝っちゃった

ああ

君の死をこんな形で終わらせはしない
むやみに握りしめたナイフを
既に死んでいる君につきたてたら
忌まわしき殺人現場の出来上がり

僕は初めて人が落ちる音を聞いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

コントラスト

先日投稿した小説の歌詞です!
授業中に書いてましたw
これからは、作詞もどんどんしていきたいと思います!

閲覧数:81

投稿日:2012/12/18 02:11:55

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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