私に触れてはならない
私は触れてはならない
私に触れてはならない
私は生ける死神
触れる死神
何故?私を求む?
私は在ってならぬ者
戦に勝つためか
敵を殺すためか
主は勝利を求め
死神を産み出した
敵は勝利を求め
死神を狙い始めた
この世にある全てのモノ
奪い去ってしまいたい
そうすれば醜い争いも
死神ももはや過去のモノ
私に触れてはならない
私は触れてはならない
私に触れてはならない
私は生ける死神
触れる死神
何故?私を憐れむ?
私は在ってならぬ者
油断させ勝つためか
己を満たすためか
彼は笑顔を求め
死神に差し出した
私は無知を呪い
彼を信じ始めた
この手にある全ての力(モノ)奪い去ってしまいたい
そうすれば無知の罠(トラップ)も
恐怖ももはや無縁のモノ
「僕と一緒に逃げよう
君は追われているんだろう?
大丈夫、君の秘密にも
痛みにも触れる気はない」
顔を覆う黒いveil
越しに見える笑顔
両手を覆う白いglobe
越しに伝わる彼の温もり
嗚呼、私は
彼と共に居るべきか
彼を去るべきか
私は在ってならぬ者
共に居るべきでない…
抜け出した宿の外
取り囲む追手
嗚呼ホントやんなっちゃうわ…
globe外しながら呟いた
私に触れてはならない
私は触れてはならない
私に触れてはならない
私は生ける死神
触れる死神…
目の前に広がる光景に
彼はただ立ちすくむだけだった
globeを外した彼女と
かつて生きていた亡者達
「嗚呼、君が例の…」
探していた
生ける死神
彼女を檻から
放てる男
彼は愛し子に
使命を与えた
彼女を解き放つため
探し連れて帰れ…
嗚呼、私は
彼を信ずるべきか
彼をほふるべきか
人は信じてならぬ者
共に行くべきでない…
分かっていた
理性は罠だと…
しかし告げた
感覚は行けと…
呪縛から解き放つ事
許された唯一人の男
「お前は死神ではなく
ただの人として生きれる…」
そう呟いた瞬間に
男をbulletが貫いた
「この裏切り者め
お前には地獄が相応しい 」
彼は彼女の手を掴んだ
強い力で引っ張った
彼女は初めて感じた
生身の感覚を…
逃げた先で
彼は倒れた
彼はもうすぐ逝くのでしょう
何故悲劇は…争いは続くの…?
死神はもはや死んでいなかった
己の目標(想い)が見つかった
生ける死神はglobe外し
能力を曝け出す…
一つの国が滅んでも
一つの国では終わらない
それなら全て滅ぼすまで
争いが滅ぶまで…
私に触れてはならない
私は触れてはならない
私に触れてはならない
私は生ける死神
触れる死神
何故?私は生きる?
私は在ってならぬ者
戦を殺すためか
世を滅ぼすためか
主は勝利を求め
死神を産み出した
主は勝利を求め
死神に喰い尽くされた
この世にある全てのモノ
奪い去ってしまおう
そうすれば醜い争いも
死神ももはや過去のモノ
この世にある最後の(命)モノに
触れて奪ってしまおう
そうなれば醜い争いも
死神ももはや過去のモノ
死神ももはや過去のモノ
死神はもはや過去のモノ
Don't touch me
時は今よりずっと科学の進んだ時代。
自国の危険を感じていたとある小国で、最強の人間兵器が作られた。
彼女は、彼女の体のどこであれ、彼女の素肌に触れたものの命を一瞬にして奪い去ってしまう力を持っていた。少女は全身を服で覆い、手にはいつも手袋をして小国から逃げ去った。
ある日、少女は章国出身の少年に出会った。彼は名科学者を父親に持ち、その親子は彼女を力の呪縛から解放する方法を編み出し、彼女を救おうとするのだが…。
元は小説にしようと考えていたものです。
小説にするかどうかはまだ判りませんが。
SFっぽくしてみたかったんですけど…。
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