人影まばらな交差点
誰もいない公園
僕は一人虚しく歩く
誰もいない家に帰る

飲み終わったジュース
飲めなくなった安定剤
虚しく響くすすり泣き
部屋の隅で今日もまた

嘘みたいな静寂に飲み込まれ
僕は一人俯く
誰でもいい僕の手を握いって
優しく微笑んで

響かないメロディの曲
人気の出ないアイドル
ひきがたってる少年の
声も誰にも届かない

誰もかもが一人
死んでしまったら一人
誰かと二人ぼっちでも
心は他の誰かを求めてる

嘘みたいな感情に飲み込まれ
僕は手を伸ばしてる
君でもいい誰でもいい側にいて
僕らは行き違う

誰もいないドアの向こう
知っているのに待ち続ける

嘘みたいな泣き声で泣き叫ぶ
僕はずっと一人ぼっち
君がいい側にいて手を繋いで
人間はとても脆いの