記憶の中 私は走ってた
目の前に茂る森の中を
訳も分からずただひたすらに
森の中 私は出会った
黒い林檎を差し出す魔女に
それを受け取り 闇に落ちた
悪い魔女はこう言った
呪いを解く鍵は「甘い果実と強い意思」なのだと
誰か闇に眠る私をどうか救い出して
暗黒の中 私は夢見てた
昔見た おとぎ話を
狂ったようにただひたすらに
闇の中 私は見つけた
頭上からわずかな光と差し出す手を
それを掴み 私は引き上げられた
悪い魔女はこう言った
呪いを解く鍵が現れたのだと
誰が闇に眠る私を救い出したの?
光の中で口に広まる味に気づく
目を開けるとそこには私に口づけをする王子の姿
そして気づく 甘い果実の正体に
悪い魔女はこう言った
呪いを解くには新たな呪いの上書きが必要なのだと
嗚呼 口づけという名の呪いかけて
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