真白に揺れる　風は
カーテン　窓の　向こうから来る
微笑みのせて　君は
両手いっぱい　いつも　幸せ運ぶ


飽きることなく　窓辺に咲く
眩しい笑顔　日常さえ
動けぬ私　蝕んだ　この気持ち
心軋む日々が　あっても　また
結局君を…

真白に揺れる　風は
カーテン　窓の　向こうから来る
微笑みのせて　君は
両手いっぱい　いつも　幸せ運ぶ


夕焼け向こう　落ちる木の葉
「またね」とあの日　君の言葉
この次「また」は　いつくるの？
もう来ない？
心塞ぐことが　あっても　また
見つめる　窓を…

近くて遠い　空は
茜に染めて　シーツ濡らした
長く伸びてく　影は
手を伸ばしても　窓辺に　は届かない


真白に揺れる　風は
カーテン　窓の　向こうから来る
遥か彼方の　空も
同じ色だと　君は　言った　あの日に

遠く遠くの　笑顔
見守っている　西の窓から
いついつまでも　ここで
君の笑顔を　ずっと　待ち続けてる



********************

■ひらがな割符■


ましろにゆれる　かぜわ
かーてん　まどの　むこおからくる
ほほえみのせて　きみわ
りょうていっぱい　いつもしあわせはこぶ


あきることなく　まどべにさく
まぶしいえがお　にちじょおさえ
うごけぬわたし　むしばんだ　このきもち
こころきしむひびがあっても　また
けっきょくきみを

ましろにゆれる　かぜわ
かーてん　まどの　むこおからくる
ほほえみのせて　きみわ
りょうていっぱい　いつもしあわせはこぶ


ゆうやけむこう　おちるこのは
またねとあのひ　きみのことば
このつぎまたわ　いつくるの
もおこない
こころふさぐことがあっても　また
みつめる　まどを

ちかくてとおい　そらわ
あかねにそめて　しーつぬらした
ながくのびてく　かげわ
てをのばしても　まどべにわとどかない


ましろにゆれる　かぜわ
かーてん　まどの　むこおからくる
はるかかなたの　そらも
おなじいろだと　きみわいった　あのひに

とおくとおくの　えがお
みまもっている　にしのまどから
いついつまでも　ここで
きみのえがおを　ずっとまちつづけてる


********************