ステロイド

息が詰まって心も砕け欠けて
涙が血漿に変わって
埋もれて雲隠れ闇の魅惑が迫る
宇宙空間のボクの感情
全てが空回りだらけで
偽者を製造するだけの鎖と影

なにもかも決壊していく1 2 3
発症する「感情バグ」
ケダモノが襲って5 2 3
冷えきった体温と心音
鼓動が濁ってさ迷って
必死のビータをさらけだせ

ドクドク心臓とベノムが
まわりまわってクルシイ人生
ためらいながら叫ぶんだ
不幸せの悲鳴を液体を
悪夢と倦怠感が混ざり混ざって
希望に変わりかける
そして始まる痛い記憶が

ぼやけたり はっきりを繰り返す
点滴のフラッシュバッグ
大道芸師と道化師が戯れる
孤高と孤独のアイデンティティ
苦しい酔いを知らない街中
静寂と騒動のネオンの時空
またボクは病みを再発する

病みを抹消しろ 苦い概念を
吐き気だらけの記憶を立証して
ボクなりの存在証明提示を
腐食の思いを全て壊して
自分のDNAを本性を覚醒させろ

罠たちが囁こうが気にしない
この人生を満喫するために
今こそ唱えろ 1 2 3 4
漏洩だらけの時計の奴隷を
屍を越えろ越えろ 5 2 3 4
フラッシュバッグを糧に
この世界を人生を駆け抜けろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

ステロイド

この詩は、過去のトラウマに囚われている主人公が、この世界で必死に生きているものを書いたものです。

閲覧数:25

投稿日:2024/03/25 12:34:02

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました