路地裏ヒトリタビ
――――――Aメロ――――

コンクリートの花畑 灰の花弁がゆらゆら揺れる
通りの裏の迷路には 飛び交う視線は届かない

道化のヨロイ脱ぎ捨てて
明日への希望も切り捨てて

隣にたたずむ廃屋だけが 私を優しく包んでる

――――Bメロ――――――

いちにのさんで飛び込んで 
ごーろくななで踏み出すの

思い出を少し噛み締めて
後悔たくさん噛み殺し

駆け寄る影に言い放つ

今更遅いわ1人にしておいて

――――――――――――サビ――

走れ走れ 全てを捨てて 死神の瞳振り切って
届け届け この声だけでも 虚しく虚空に響くだけ

崩れかけた四肢と意思 涙の光に照らされて
緋い花咲く汚れた壁を 恨めしそうに眺めてる

冷えた体を両手に抱いて
箱庭迷路を這いずりまわるの

 くるくる路地裏ヒトリタビ

2

――――――Aメロ――――――――――

灰の地面に咲いた花 乾いた音がこだまする
迷路に飛び込む人影も 私の視線は逃さない

鉛の弾を携えて
希望の光に叩き込む

静かに佇む廃屋さえも あなたの盾にはならないわ

――――Bメロ――――

ごーよんさんが もどかしく
にーいちぜろを 置き去りに

躊躇い全て食い潰し
あなたの身体を喰い破る

光と共に飛びゆく欠片は

あなたを1人で置いていく

――――――サビ――――

砕け砕け あなたの全て  死神の御手に囚われた
屠れ屠れ その声すらも  虚空に響いたRequiem

千切り引き裂く音圧は 涙の過去を照らし出す
この手で咲かせた歪な花から 汚らしいと目を逸らす

冷たい鉛を両手に抱え
箱庭迷路を追いかけ回すの

 ふらふら路地裏ヒトリタビ


――――――Cメロ――――――


巡る輪廻と流れる記憶はかの創世から続く唄

赤く静かなこの海に 身体を浸して眠る時

何度朝日が登っても 私はここを動か(け)ない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

路地裏ヒトリタビ (曲募集)

初投稿。軽くストーリー形式にしてみました

曲作って頂ける時はご一報下さいな。

閲覧数:224

投稿日:2021/12/15 10:46:13

文字数:805文字

カテゴリ:歌詞

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