名のない星でいつだか僕ら
ここで生まれ落ちたと知るだろう
君をあらわす言葉がないから
遠くへ探しに行かないか　と言った
砂　星　海　空　青色　名前も
いらないはずなのにどうしてだか人は
人である限り　言葉を探したがる
この美しさを声に出したくて

(たまらないんだ)

ねえ深い暗い愉快なこの世界をずっと巡ろう　
君が笑うまでこの星の海を回すから
どうかその小さな小さな手で僕の手を
握って　離さないで　目が覚めたらまたどこかへ行こう

名のない星でいつかは僕ら
限りある命のことを思うだろう
君をかき消す言葉が欲しくて
遠くへ探しに行かないかと

砂　星　海　空　青色　名前も
知らないはずなのにどうしてだか僕ら
命ある限り　言葉を探したがる
その美しさを声に出したくて

ねえ深い暗い愉快なこの世界をずっと巡ろう
君が朽ちるまでこの星の海を回すから
どうかその小さな小さな手で僕の手を
握って　離さないで　でももう少しだけここにいよう