欠けた心の 隠し場所教えてよ
君の背が遠くなった あんな近かったのに
『自分を嫌いなら好きになればいいだけ』
「そんな簡単じゃない」と君の声響いた
いつの間にか見えなくなってた
層が重なる黒い繭が
「助けて、苦しい」って
「私の声を聞いて」って
待ってて 今すぐ
解いてあげる
ほら 心の鎧をすぐ外してあげたいから
はじいた僕の手にまた触れて
今 心の鎧をすぐ外してあげるからね
だからそんな顔をしないで
「近寄らないで」と突き放された棘に
近付けたと思ったらまた君が離れた
僕が嫌いなら期待させないでほしい
それなのに泣きそうな目で僕のこと見てるの?
避けられて遠く逃げられれば逃げられる程に
追いかけたくなる
「大嫌い」 「嫌いじゃない」
本当の言葉はどっち?
分からない 教えて
こっちに来て
ああ、どうして黒い繭でその心隠すんだ?
何をそんなに抱えているの?
ねえ、心の鎧を
今外してあげたいのに
君の姿を見失った
棘だらけなところも
不器用な優しさも
全部知っているから
君を全部愛したい
そっとぎゅっと抱き締めたい
受け止めるから
隠さないで僕に見せて
貸してくれた消しゴム
握りしめて、走り、探す…
あの秘密の場所で泣きじゃくった声が聞こえた
「ごめんなさい。本当は好きだよ。変わることが怖かった不安だった」
気が付いたら、僕は君を抱き締めてた
『 …大丈夫だよ 』
僕も同じ気持ちだった、変わることを恐れてた
だけど勇気出して前に進もう
その 心の鎧の鍵を僕に開けさせてね
そっと外す“心の鎧”
そして、二人で歩き出そう
【2018 4/12】
15:49完成
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