あなたは私に夢をくれた
あなたは素敵で輝いていた
私は夢中で夢を育てた
私はいつも追いつけなかった
あなたは更に輝いていった
私はすぐに　あなたを愛した
あなたは私を選んでくれた
二人はいつも　一緒に過ごした

出会えないことを知っていた
あなた以上の人には　だけど
いつも　全身で触れて
お互いの心を感じていたから
今更　言葉で伝えようとしても
むなしく空回っていくだけ


あなたは夢を現実に変えた
私は結局　追いつけなかった
あなたは諦めて欲しかった
私は夢を捨てられなかった

愛せないことを知っていた
あなた以外の人は　だけど
あなたの中で生まれ続ける
寂しさを　傍にいて
拭ってあげられないのなら
何を伝えても　意味がない


届かない……私の手が
あなたの冷えた頬に……
触れない

出会えないことを知っていた
あなた以上の人には　だけど
いつも　全身で触れて
お互いの心を感じていたから
愛せないことを知っていた
あなた以外の人は　だけど
あなたの中で生まれ続ける
寂しさを　傍にいて
拭ってあげられないのなら
何を伝えても　意味がない