暑すぎる夏に飛び出した
僕は無敵の少年気取り
オレンジのシャツ滲む汗
自転車こげば見えてくる海

蝉の合唱の森を抜け
チラリ腕時計に目をやって
小高い丘を越えたなら
約束よりも1時間前

気が早すぎるよと 笑われたって
飛行機雲を追いかけたから
なんて言訳してみるよ

初めてが詰まった 思い出の場所は
何も変わらない 錆びた噴水も
あの日あの時 奇跡と出会えた
そしていま 奇跡がそばにいる

いつもより少し大胆な
薄いブラウスにとまどいながら
ドキドキに気づかれないように
目をそらして口笛吹くよ

ようやく追い越した 身長なんて
意味のないほど 君が大人に
なっていくのがもどかしい

照れくさい言葉が 伝えたい言葉で
赤くなる頬は 暑さのせいにして
いまが永遠に 続きますように
だからいま 僕らはここにいる

手つかずのままの 宿題なんか
忘れちゃうほど大切な時間
笑顔咲く向日葵みたいに

水際に弾けた 反射する光
新しい記憶を またひとつ刻んで

初めてが詰まった 思い出の場所は
何も変わらなくて 錆びた噴水も
あの日あの時 奇跡と出会えた
そしていま 奇跡がそばにいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

リマインダー【曲:nao】

作詞:北森耕太郎
作曲・編曲:nao

閲覧数:313

投稿日:2023/12/27 23:14:41

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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