純白の羽根
美しい
黒髪


彼女達は
その翼で
多くを癒してきた。


「スピカ様…」


今にも泣き出しそうな瞳
天使の涙は宝石。



「何故…、」



天使は呟く。



「貴女は笑えるのですか?」



こんなにも辛く
悲しく
寂しく


憐れで―――



美しい星は
それでも微笑んでいた。




それは
まだ希望があったから。





「蒼キ龍―――」




スピカはそう言った。




龍だけが
星(スピカ)にとって
唯一の希望









天使達は。






「申し訳ございません―――」






羽根を切り落とされ
血を呑まれ




堕天と化した彼女達には
天界に居る事さえ
許されない





―――ゴメンナサイ。

―――私達デハ、

―――道化師ニ抗エナイ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天使


天使達も道化師には抗えなかった…


道化師最強だな(´・ω・`)

閲覧数:129

投稿日:2010/07/09 14:31:10

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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