僕の手を離れ 遠ざかる紙飛行機 青と白のモノクローム
手を引いてくれた大きな背 そんな確かさを 見上げてた晴れの空

どうして僕らは 在るべき場所から離れ 旅をするのか
違う温もりが欲しいって? 本当はそんな訳じゃないのに
小さくて柔らかな輪っか 当たり前に繋いだ手を放して

真っ直ぐに伸びてく 沢山のまわり道
本当の事なんて何処にもないって 腹の底から嘆いてみたり
青い鳥は何処までも自由なんだって 適当なウソも程々について

いつまでも沈まない夕景 佇む一つの影が在って
触れられないもの 遠ざかるものばかり 美しいと感じてはまた
赤く赤く滲むに任せて 吸い込まれそうな空に涙したり

雨に頬を叩かれるたび 犬のように吠えて
どうにもならない寂しさをぶつけ合う そんなふうに惹かれあったり
どうにもならない愚かさで 寂しさを弾き合って別れたり

あぁ 月の見えない夜の小道 拾い上げたこの小石を
手元の灯で照らし出す 何の役にも立たないそれを
両手に包んで暖めて 祈りの言葉を詩にする独りの夜を

何処までも行こうか 明日もきっと同じで違う日
何処までも行こうか ぐるりと丸く地球を巡り

そしていつか そう いつか 辿り着いた初めての青空の下
あなたの隣で 当たり前の今日の日を 当たり前だって言えるように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

今日という1日を巡る旅をしよう

まだ歌詞とは言い難い、というか自己調律の為の更新。
から、まぁ多少はマシな状態に。
といってももう何もかも適当なんだけどね。

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投稿日:2020/07/02 11:22:06

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

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