
解けた雲間に鍵をさした
おどけたつもりが恋になった
零れた涙を君で拭いた それくらい許して
駅から家まで歩く道は
暑さも暗さもまるでなかった
台風がせまる街は静か 映画を観てるよう
窮屈な靴を脱ぎ捨てたかった
気紛れを装って困らせたくなった
もう一度 夢に潜ろう
遠い日を忘れあって
もう二度と暑い夏が来ないように祈るよ
部屋の隅 荷を解いて
落ち着かない 言い訳して
言葉などいらないのに 一人捜しているよ
余所目は艶めいて寸に光る
幼生なこころが翅を開く
外では微かに雨が踊る このままいたいな
明日を知らないこどもみたく
布団に転げて寝惜しんでよ
間際のまどろみ 君が撫でて起こしてほしいな
群青一過 二人は攫われなかった
言いかけた言葉はいくつも消えてった
もう一度 夢に潜ろう
遠い日を忘れあって
もう二度と暑い夏が来ないように祈るよ
柔らかな君の匂い
錆びついた風が絡む
瞬きで会話をして 夜明けに辿り着いた
00:00 / 03:29
群青一過【初音ミクオリジナル曲】
夏の終わりのセンチメンタリズムを、夢幻な雰囲気でふんわり包み込んだ素敵な歌詞を提供していただきました。
タイトルおよび歌詞は、以下の作品を使わせていただいてます。
群青一過 / ふぎさん
https://piapro.jp/t/ABwp
【追記】
インスト音源もアップしましたので、ご自由にお使いください。
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