解けた雲間に鍵をさした
おどけたつもりが恋になった
零れた涙を君で拭いた それくらい許して

駅から家まで歩く道は
暑さも暗さもまるでなかった
台風がせまる街は静か 映画を観てるよう

窮屈な靴を脱ぎ捨てたかった
気紛れを装って困らせたくなった

もう一度 夢に潜ろう
遠い日を忘れあって
もう二度と暑い夏が来ないように祈るよ
部屋の隅 荷を解いて
落ち着かない 言い訳して
言葉などいらないのに 一人捜しているよ


余所目は艶めいて寸に光る
幼生なこころが翅を開く
外では微かに雨が踊る このままいたいな

明日を知らないこどもみたく
布団に転げて寝惜しんでよ
間際のまどろみ 君が撫でて起こしてほしいな

群青一過 二人は攫われなかった
言いかけた言葉はいくつも消えてった

もう一度 夢に潜ろう
遠い日を忘れあって
もう二度と暑い夏が来ないように祈るよ
柔らかな君の匂い
錆びついた風が絡む
瞬きで会話をして 夜明けに辿り着いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

群青一過【♪】

群青一過(ぐんじょういっか)
夏は夢のように過ぎ去ったし、夢だった

1A「解けた(ほどけた)」
2A「翅(はね)を開く」
2S「瞬き(まばたき)」

閲覧数:259

投稿日:2023/10/12 23:31:52

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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  • Spanky Street

    Spanky Street

    使わせてもらいました

    遅くなりましたが、今回ご応募いただきましたこちらの歌詞を採用しましたので報告いたします。

    歌入れ「群青一過」
    https://piapro.jp/t/wRc8

    楽曲のイメージにぴったりの素敵な歌詞をご提供いただき、ありがとうございました!

    2023/10/12 21:43:42

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