沈む日の最後のひとすじ
夜に浮かぶ灰色雲
明け方飛んだ鳥の影
あなたはどこで見ているの

見知らぬ土地の消印も
雨ににじんで読めない文字も
ポストの中には何もいらない
ただ眩しさに目を閉じるとき
私の名前を呼んで


朝日にひかる薄氷(うすごおり)
昼最中(さなか)の焼けた土
夕が眠りを告げる花
あなたはどこで見ているの

たった1人旅する理由(わけ)も
どこにいるかもいつ帰るかも
聞かない 教えてくれなくていい
ただ眩しさに目を閉じるとき
私の名前を呼んで


となりあって過ごした日々と 背中見送ってから今日と
ちょうどおなじ時間が流れたから
私もここを発(た)つわ


いつか遠くの街角で
空の色さえちがう世界で
旅の終わりが来るかもしれない
そして哀しみに目を閉じるとき
私の名前を呼んで
あなたのもとへ行くから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

いつか目をとじて

少しファンタジーのつもりで作りました。
恋人か友人か家族か。大切な人への歌です。

閲覧数:81

投稿日:2014/03/19 18:47:48

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました