*
もう、寝よう

青年は思った。
明日は旅立ちだった。今日は一日静かに家族と過ごした。
今夜は聖夜である。

心配させないように今日はもう眠ろう。

家族のことを思い眠りにつこうとしたが、どうしても眠れない。

・・・・道化

心からぬぐいされないもの。
少年の頃、聖夜に出会った道化のことを。

そのとき、音が はじけた。

窓の下、その"道化"はあの夜と同じように仁王立ちになり、こう言った。

「やあ、メリークリスマス!一緒に躍ろうか!!」




**

足を踏み出せ!
Tap Step Tap Step
秒針に合わせて
Tick Tack Tick Tack!

聖夜だ!一緒に躍ろう!
手を取れ
救世主(メシア)も歓迎するさ
汝の敵を 愛せよって

10年越しの
さあ 仲直りをしよう

雪が降ってきた
落下落花Luck
こいつらのDanceはとろすぎる
明滅点滅あんみつ?

星玉も落ちてくる
賛美歌なんて
上品な物は 口に合わない
Sweet Heartsも落ちてきた

あの日あの倉庫のあの暗がり
覚えてますか?
12時の鐘が鳴り
伝えられなかったコイツを
今この音に

夜が明けるまで
Tap Tick Tack Tick
踊り尽くせ!
Step Down Jamp Up!

Dawn Bone Been Done
魔法がとけるまで
Gash Dash Wish Happy?
まだ止まるな!

足を踏み出せ!
Tap Step Tap Step
光に合わせて!
Tack Tick Tack Tick



*
音が鳴りやんだ。

道化は言った。

夜明けだ

少年はつぶやいた。

もう、君には会えないね

少女は尋ねた。

…本当に出て行くの?

必ず戻ってくる

青年は断言した。

「必ず戻ってくる。ある女性に会うために。だから、もう、」

泣かないで

陽の光に照らされ
彼女の顔は輝いた。
かなしみのないその輝きは ほほえみの中で、
今宵最も美しかった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Illumination

*以降の箇所は不必要かなとも思ってたり。
もし音をつけていただけるなら
賛美歌のような高尚な?ジャンルから遠ざかったものを・・・
(クリスマスソングなのに?w)

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投稿日:2010/12/02 22:43:50

文字数:848文字

カテゴリ:歌詞

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