A)また、何か言いたい事も言えなかった
 これは僕の考えた筋書き(シナリオ)ではなく
 君の描いた物語(ストーリー)だった。
 また、これで三度目になってしまった。
 これは君の言っていた通りではなく
 僕の予想した通りだったんだ。

B)相互する思いは、
 もう元に戻らない。
 だから僕らは別れる事にしたんだ。
 大丈夫。想いなんてもう吹っ切ってるから。

S)君がくれた思い出の数を、今思い出してみるんだ。
 一つ一つ君と描いた筋書き(シナリオ)を見た僕の言葉。
 それは僕の独り言じゃなくって君への言葉で
 何でまだ君を思ってるんだ?相互する思いは、止められない。

A)また、思い出してしまうんだ。
 これは君と別れた後悔ではなく
 君の思い出を大切にしてた自分だった。
 もう、君に会う事は出来なくなった。
 これは僕の予想した物ではなく
 僕に突き刺さる真実だった。

B)相互する思いは
 もう元には戻らない
 何で僕らは別れる事にしたんだ。
 君は。もう此処には居ないんだよね…?

S)君がくれた喜びの数を、今思い返してみるんだ。
 一つ一つ君と過ごした日々(ライフ)を見た僕の涙。
 それは僕の後悔じゃなくって君への謝罪で
 何でいきなりなんだよ?すれ違った思いは、戻らない。

C)本当はわかってたんだ。
 別れる前から君は病院に居て。
 でも僕は現実から逃げていて
 真実を見る君と理想を見る僕で
 それで思いは相互してしまい
 僕らの道は別れてしまった。
 出来る限りの大声で、僕は言った。
 「僕は、君にもう一度会いたい…!!!!!」

S)君がくれた全て全てを、今見た僕は
 一つ一つ僕の瞳から流れる涙(しずく)を見た君の言葉。
 「それは貴方の後悔じゃなくって私の免罪で
  今更なのかもしれないけど。相互した思いを、直そう」
 君と刻んだ記憶達を、今再び刻んでいくんだ
 一つ一つ君とすごした記憶(メモリー)を見た僕らの涙。
 それは偽りの物じゃなくって僕らの素直な気持ちで
 流れる涙は止まらないよ?すれ違う思いは、向き直る。

D)君の幻は消えて行く、僕を残して行ってしまう。
 その前に僕はちゃんと伝えたよ、自分の本当の気持ち。
 「さよなら、でもこれは永遠の別れじゃなく、
 いつか、また、会う為の、ひとつの別れ」
 「そうね、私もいつか、貴方の元に、戻ってくるよ」
 幻の様に声は、通り抜けて行き、其処には、もう
 僕が一人、ぽつりと立っていた。
 「最後に、言い忘れた言葉があったよ」
 その言葉は、自分の気持ちを精一杯込めた。
 「これは、別れの歌だよ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】相互した思い

別れた恋人の悲しい結末の話。
でも、最後には、これは永遠のさよならじゃない。そう言った彼女の幻影。
それは、本当に彼女が言った言葉だと思われます。

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投稿日:2011/08/29 19:58:15

文字数:1,102文字

カテゴリ:歌詞

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