ジャケット

まぶたを開けたら一面に広がる
空色の花畑に佇んでいたらそれは
どちらが空か分からないくらいに
少し笑って身動きが取れなくなる

花は明日を知らない空も知らない
風が種を散らして根を葉を広げて
僕はそれを称えることしかできない
お疲れさまの一言でもいいかい?

境界線の見当たらない水色の世界は
いつか必ず消えて無くなるんだ僕も
時間に意味を求めても針が笑うだけ
だったら今は愛しさに包まれていようよ

まぶたを閉じたってまだ水色は続く


ふと振り返ったら一面に広がる
夕暮れを映す水たまりに佇んでいて
どちらが空でも美しいオレンジ色で
少し涙が溢れて視界が滲んでいく

水は過去を知らない陽も知らない
風が波を立たせて海が雲を呼び
僕はそれを眺めることしかできない
ありがとうの一言でもいいかい?

水平線の分からない橙の世界は
今も少しずつ変わり続けてんだ僕も
足跡に責任を問うても砂が消すだけ
だったら今は可愛さを求めていようよ

下を向いたってまだオレンジは輝く


感じたものに境界線はないのに
信じたものに輪郭はないのに
どうして閉じ込めておきたいのかな
ずっとそばにいて欲しいだけだよ

「ずっとそばにいたいのは同じだよ」
「どこまでもここで見守ってるよ」
「忘れてもそれは変わらないよ」
「必要なのは君の心だけだよ」


ふと見上げてみたら一面に広がる
星空の下で夜光虫の波打ち際に立って
どちらが星でも小さな輝きに満ちて
砂浜で横になって宇宙に沈んでく

星は僕を知らない海も知らない
波が星を打ち寄せ夜が星を回し
僕はそこで歌うことしか出来ない
きれいだねの一言でもいいかい?

オーロラも迷ってる光の世界は
未だに暗い景色に灯るだろうか僕の
潮騒に愚痴をこぼすけど飛沫はしょっぱい
だったら今は光に灯されていようよ

歌が終わったってまだ灯火は誘う


風の匂いが夜の終わりを報せ
星たちが静かに別れを告げてく
歌の感想はまた会うときに
僕も「マイニチ」に帰らなきゃ

最後のページを閉じるように
愛おしい寂しさを抱きしめて
必ずまた会えるって信じて
音も無く夜は僕を置いてった


境界線の見当たらない水色の世界は
水平線の分からない橙の世界は
オーロラも迷ってる光の世界は
僕らがいつも俯いている世界は

全部繋がってるんだって知ったら
君は手を繋いで笑ってくれるかな

00:00 / 06:17

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ユビキリスカイ / No.7 (Neutrino)

3曲目です。よろしくお願い致します。

うた:No.7(Neutrino)
作詞:ろろあ製菓堂 様 https://piapro.jp/lower_
作曲:陰影電設 @Inei_Densetsu

制作にあたり下記を使用しております。
フォント:851レトロゴ 様 https://pm85122.onamae.jp/index.html
音声素材:CoeFontSTUDIO 様 https://CoeFont.studio

閲覧数:237

投稿日:2022/03/16 21:20:21

長さ:06:17

ファイルサイズ:8.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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