柔らかい風が頬を撫で 桜の花弁が絨毯を敷く
川を流れる水面に浮かぶ 桃色の花びら
肌が焼けそうに熱くなり 夏がやってきたと気づく
海に日差しが反射して 寄せては返す白いさざめき
紅い紅葉が秋を告げ もう一人だと思い知る
見上げた空に添えられた 黄色い銀杏の葉
空から舞い降りてきた 白く淡い結晶に気づいて
こんなに時が経ったのかと 思い出を少し振り返る
過去に囚われても 意味がないって知ってるから
涙があふれそうになるのを堪えた
あのときと変わらないまま 今を無意味に過ごしてる
前に進めずに後ろを振り返ってばかりでいる
大切だったと気づくのは いつも失ってからで
後悔しても何度でも繰り返す
どうしようもない葛藤抱えて また桜を見送った
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