遠くで聞こえた声が
断末魔に聞こえた
たしかに笑い声だったのに、

あれは誰を嘲う声?
それとも最期の空笑いかな?

空を舞うカラスがやけに五月蝿い
嗚呼、嗚呼、唯の追悼か
やってらんないと空を見上げた
灰色の雲が圧し掛かってる


黄色い声が上がる
赤いライトが見えた
空から雫がおちてきた

頭がなんだか重いなぁ、
ちょっと睡眠欲に駆られた

家に帰ったら早く寝よう、とか
考えながら、崩れ落ちた
行き交う人がブレて見えて
カラスの羽根が降ってきた


笑い声が泣き声に紛れて
赤い水溜りに吸い込まれた

嗚呼、なんだか身体が重いなぁ、
雫が空から降ってきた
嗚呼、カラスが五月蝿い
黒い羽根が視界を遮る


嗚呼、誰の追悼歌?
嗚呼、僕の追悼か。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

カラス

タイトル変更しました。(通り魔だと事件があったので心が痛みまして…)
※タイトル改変可です。
譜割をして調整してみました。
(一部あってない部分があるかもしれません/後でもう一度確認しておきます)

解釈はあなたの自由です。
特に、黄色い声とか、赤いライトとか。
最後の一行は音無しで呟くようなイメージで、書きました。

改変不可にしていますが、何かあればご相談ください。

(嘲う→わらう)
たぶんABサビABサビBサビ+αとなっております。

閲覧数:309

投稿日:2008/08/01 13:17:54

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • 砂野

    砂野

    ご意見・ご感想

    あの事件は本当に痛ましい事件で、
    私もこれを書いた時は、事件が起こるとは思っていなかったので、本当に吃驚しました。

    2008/06/19 00:31:41

  • 次郎柿

    次郎柿

    ご意見・ご感想

    もしかして「通り魔」で作詞とかやってないかと思ったら、本当にあったので驚きました。
    投稿日は事件前だから、予見したわけではないだろうけど、詩のイメージはすごい合ってます。

    2008/06/18 22:56:27

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