南へ行こう。
北へ行こう。

そうして歩き出した。
目的地はないけれど、ただただ北へ。南へ。

世界の中心の交差点。
人があふれかえる町。
たくさんの品物がならぶ都会。

たった一つの交差点で地図を広げていた。

向こうに見える似た子。
同じように白色の地図を開いていた。
むこうもこっちを見つめた。

駆けて行き確かめ合った。



よく似てるけど、少し違うそんな2人が

『ここでであったのも何かの縁ね!!!』



日が暮れ、人も少なくなってきた交差点で飲み物片手に2人は話し合う。
ただただ。他愛のない会話を…

「私は学生をしていたのよ。すっごく嫌いな英語の先生がね・…」
「私の国は滅びてしまったの。一人のわがままのせいでね。」
「たくさんの人と別れて、たくさんの人と会ってきたわ。」
「たくさんの人が泣いて、たくさんの人が亡くなったわ。」

話は笑って、泣いて、怒って、悲しんで、楽しい時間を過ごしました。

『そろそろお別れの時間だね』

北へ、南へ、帰らなくちゃ。


楽しかったよこの時間。
バイバイ。またね。また会おう!!!




この交差点で!!!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【ネタバレ注意!!】South North Story【二次小説】

South North Storyを聴いていたらすごく泣きたくなって。
気付いたら書いてました。
涙ぼろぼろで(´;ω;`)
あくゆりん最高!!!!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5378871

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投稿日:2008/12/03 21:48:11

文字数:488文字

カテゴリ:小説

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