【君の背丈】
片蔭り 打ち水 沸きあがる雲背負って
大きな笑顔 振り返った
聴こえているのかな? 遠くで ほら また鳴った
通り雨 やり過ごすよ
まだ 足りない 言葉を拾って いつか背丈見上げたよ
見慣れた風景に 君だけ此処に居ない
掛け時計 格子窓 空いた席
二人のそれから 筈だった未来
たけくらべ かたむすび また消えた
手を離す高台の上 バランス取って
「あぶないよ」って笑った
見つからないのは あの日の僕
君の背丈負う
まだ まだ 足りない 言葉も失って
いつの間にか歩き出す
今ならなんて言えるだろう
はじめてわかったよ 僕なり背伸びして
十三時半 交差する 泣いた君
誰かのこれから 始まった未来
少しだけ まわり道 すれ違うよ
遠ざかる声 君の影を探した
あの夏、空
コメント0
関連動画1
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想